• テキストサイズ

ハニー・アンダーカバー

第4章 ハニー・ナースコール③


「誰か使ってます~?」

どうやら看護婦か誰かがドアノブを動かしているらしい。幸いいつの間にか鍵がかかっていてドアは開かない。
思わぬ乱入に、七七七の心臓は口から出そうなほどバクバクしている。

「腰、止まってるよ。」

七七七の耳に囁く夢野。

「今そんな場合じゃ…!」
「ダメ。」
「…!」

その目は本気だった。仕方なく、腰の動きを再開させる七七七。

「あのぉ~!」

その間も看護婦は容赦なくドアをドンドンする。

「っ…ごめんなさい!使ってます!」
「麻倉さん?」

腰を動かしながら、なんとか声は平静を装う。

「そ、そうです!気分が悪いっていう人がいて!」
「え~。こっちも気分が悪いって言う人がいるんですよ~。」
「あっ…!」

七七七が応えようとした時、夢野が彼女の乳首を舐め始めた。

「麻倉さん?」

夢野を止めさせようとするが、できない。

「あっん…ごめんなさいっ!…ま、まだっ、その…気分が回復しそうにないからっ…!」
「え~。わかりました~。他あたります~。」

看護婦は、思ったよりも早くどこかへ行ったようだった。
/ 60ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp