第4章 ハニー・ナースコール③
「ふぅっ…んっ…また、なんですか…」
ちょっとしたディープキスの後、呆れるように呟く七七七。
「いいだろう?どうせ帰っても1人でするだけなんだから。」
淫魔の催淫効果で発情してしまった身体は、1人で元の状態に戻すのにはかなり苦労する。
1度だけ、夢野を完全拒否したことがあったのだが、その時は1人で何時間も自慰をするハメになってしまった。
七七七は、これは仕方のないことと頭の中で分かっていても、どうしても戸惑ってしまう。だって抱かれるのは---。
優しくベッドに押し倒されて、丁寧に首や胸を愛撫される。敏感な所に触られる度に身体がピクピクと反応してしまう。
七七七は、いつもできるだけ声は出さないようにしているけど、結局何が正しいのかは分からない。