第1章 ハニー・ヌードショー
「ひどいです。夢野さん。」
彼女は銃を下ろした男に抗議した。
男はすぐにフッとすかした笑いを浮かべた。
「君のせいだろ?」
「なんで私のせいなんですか。」
「なんでって…」
彼はおもむろに彼女へと近寄る。そして、素早くそのクリトリスをつまみ上げた。
「ひゃっ…」
突然敏感な部分に触られ、思わず嬌声が漏れる。
「こんなにして…」
「こっこれは貴方が止めてくれなかったからでしょ!?」
スーツ姿の男は淫魔だった。淫魔の唾液や体液は人間にとっては媚薬と同じ催淫効果がある。
(だからあの男に舐められ始めて急に私は…!)
そんな彼女の弁明も分かってるはずなに、彼の手の動きは止まらない。
ついに割れ目に指を出し入れし始め、あそこは再び熱を帯び始める。
「やっ……」
ゴトンと音を立てて、銃が台車に置かれた。
彼は彼女の首元に吸いつき、やがて耳元に唇が触れる。
「俺だって助けようと思ってたけどさぁ、君があんな格好で出てくるから…」
そんな事を、先程とは違う甘い声で囁いてくる。