• テキストサイズ

【安室夢】恋愛ミルクティー【名探偵コナン】

第44章 掠めて※




「ン・・・、あ・・・ッ!」

ゆっくり抜かれては、また入れ直されて。
暫くはそんなもどかしい動きを繰り返された。

これは、彼なりの意地悪なんだろうか。

「ここ・・・弱いところでしたよ・・・ね」

そう言いながら、的確に敏感なところを刺激してきて。

「ああぁ・・・ッ!!」

結合部からグチュグチュと響く卑猥な音も、室内に反響するのが耳に入れば、いかにそこが濡れているのかが分かる。

「優しくないのがご希望でしたので・・・遠慮なくいかせて頂きますよ」

それを合図に何度も弱い部分を攻められ続け、あっという間にあの感覚が襲ってくるようだった。

「や、ぁあ・・・ッ、ん・・・!!」

自分の甘過ぎる声が何度も耳に入ってくる。

少し痛かった繋がりも、今はそれすら快楽に変わっていた。

「も・・・ッ、とおる、さん・・・っ!!」

頭が真っ白になりそうな、あの感覚。

全身がそれを、今か今かと待ち構えていて。

大好きな彼で満たされれば、これ以上嬉しいことはない。

それを噛み締めるように、また抱きついている腕の力を強めた。

「イっていいですよ」

「・・・とお・・・る、さん・・・ッ!」

心臓が大きく、ドクンッと音を立てた。

その瞬間、奈落へ落ちるように快楽の沼へと引きずり込まれて。

「や、ぁ・・・っああぁぁ・・・!!」

今まで以上に声を響かせながら、呆気なく絶頂を迎えた。

「ひぁ・・・ッん・・・!透、さ・・・ッ!?」

一度絶頂を迎えたにも関わらず、その動きが止まることはなくて。

快楽に敏感になった体は、痙攣するようにビクビクと体を震わせた。

「あ・・・っやぁ・・・!だ、め・・・ッ!」
「そうは・・・見えませんよ」

未だ的確に弱い所を攻め続ける彼に、優しくしないでなんて言わなければ良かったと後悔し始めて。

・・・こんなに気持ち良くなってしまえば、忘れられそうもない。

それはきっと、どちらを選択しても同じだったと思うが。



/ 1935ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp