• テキストサイズ

【安室夢】恋愛ミルクティー【名探偵コナン】

第35章 正して※




「ン・・・っ、い、ぁ・・・ッ!!」

ゆっくりと腰を降ろし、彼のソレを受け入れていく。

指とは全く違う質量が与える痛みや快楽は桁違いのもので。

「・・・っ、息・・・止めないでください」

そう言われても、止まってしまうものは仕方ない。
快楽や痛みに耐えるには、無意識にそれは止まってしまって。

呼吸をした方が楽になることは分かっているが、体も脳も言うことを聞かなかった。

「ゆっくりで、構いませんから・・・っ」

そういう透さんの表情は少し歪んでいて。

彼もまた、同じ快楽を味わっているんだと思うと、恥ずかしさと共に嬉しさがあった。

「ふ・・・、ぁあ・・・っ」

体も、繋がっている部分も、快楽に歪む表情も、全て透さんに見られている。普段なら羞恥心でどうにかなっているだろうが、今はそれ以上に彼を求めていて。

腰を降ろすと増していく質量と比例して、快楽の度合いも増していく。

透さんと繋がるこの瞬間が、酷く愛おしい。

「あと・・・少しです」

透さんのその一言で、既にいっぱいになっている膣内に限界を感じて。

「も・・・む、り・・・です・・・っ」

小さく首を降ってこれ以上は厳しいことを伝えた。

「大丈夫です、何度も受け入れたことがあるんですから」

そう、だけど。
でも今までは透さんにしてもらっていたから。

それに、こんな態勢ですること自体初めてで。
いつもとは違う感覚が、快楽の度合いを変えていた。

「とおる、さ・・・ん・・・っ」

もう色々と限界だ、と訴えて。
繋いでいる手の力を更に強めた。

全身が小刻みに震えてくる。

早く、彼を受け入れてしまいたい。
その一心なのに、体はこれ以上言うことを聞かなくて。

「・・・失礼します」

そう断りを入れるなり、徐ろに透さんが繋いでいる両手を離し、その手を私の腰へ添えた。

「あぁぁぁッ・・・!!」

グッと掴まれたと思った瞬間、透さんの腰が下から私を突き上げて。

感じたことのない感覚に、思わず背を反らせながら甲高い声を響かせた。

その反動で行き場の失った手は透さんの胸板についた。



/ 1936ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp