• テキストサイズ

【安室夢】恋愛ミルクティー【名探偵コナン】

第114章 安室1※




「言っちゃ・・・いや、で・・・すっ・・・ああぁっ!」

・・・自分は何か言っていないとおかしくなりそうなのに、彼女に何かを言われれば、それはそれでおかしくなりそうで。

だったら快楽でどうにかするしかないと、彼女のナカに指をゆっくり埋め込んだ。

腰を浮かせ声を上げる彼女に欲情しているのは間違いがない。

でなければこんなにも、呼吸が荒くなるはずがなくて。

「・・・まだ一本しか入ってませんよ。もう少し力を抜いてください」
「む、むり・・・です・・・っ!」

・・・キツい。
指が締め付けられ、ナカで溶かされてしまいそうだ。

けれどこういった行為が彼女にとって初めてでないことは、何となく察して。

それを察した僕の中の感情は酷く黒く、何かを確実に蝕んでいくものだった。

「あぁ・・・っ!!」

その黒い感情を消し去るように。
彼女のナカに埋めた指をゆっくりと動かし始めた。

ナカから溢れる液がグチュッと音を立てる度、彼女は首を振ってシーツを握り締めた。

僕と繋ぐ手の力も、今あるだけの力全てが込められているようで。

「・・・ん、ああっ!」

女性の気持ち良いと感じる場所には、個人差がある。
けれど、大概が性感帯と呼ばれる場所に快楽は存在していて。

そこに指をクッと押し当てると、体はビクッと大きく跳ねた。

「ここ、ですね。ひなたさんの気持ち良いところ」

・・・こういう事は本来、好きな相手のものだけ知っていれば良いはずなのに。

何故僕は、女性という一括りでの情報を持っているのだろう。

生きる為に・・・この国を守る為に必要だったとしても、酷く醜悪的なことだ。

「やっ、あ・・・だめ・・・っ!あ、あぁ・・・っ!!」

彼女の弱い部分を集中的に攻め上げれば、更にナカで指が締め上げられた。

この感覚は、そろそろ達するということだろう。

けれど・・・。

ダメだ、と言われたのは・・・初めてのような気がする。




/ 1935ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp