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【安室夢】恋愛ミルクティー【名探偵コナン】

第103章 これで※




「い、っあぁ・・・!!」

・・・ああ、脆いな。
体も、理性も、決意も。

全部溶けて、無くなっていく。

いっそ本当に無くなってしまえば。

「・・・ひなた・・・っ」

彼と二人で、無くなれたら。

・・・良いのに。

「イ、ぁ・・・ッあぁ・・・!!」

でも彼はきっと。

溶けてしまっても尚。

「・・・ッ」

この国を守り、愛し。

「い、く・・・っあぁ、や・・・!」

その為に生きていくのだろうな。

「ひ、あぁっ、ァあ・・・ッ!!」

・・・そこに私が、存在していなくても。

「・・・っや、ぁ・・・!?」

達したばかりの中、彼は私の足を担ぐようにそれぞれの肩へと掛けて。

ナカには彼のモノが埋まったまま。

今はできれば、何もしないでいてほしいのに。

「・・・力、抜いていろ」
「あァ・・・ッい、あ・・・だめ・・・っ!!」

この体勢は奥を抉る上に、弱い部分を集中的に攻め上げられる。

勿論彼はそれを分かった上で、そうしていて。

「・・・悪いが、駄目なようには見えない」
「ひゃあっ、あァ・・・ッ」

ズプリと彼のモノを再び奥まで飲み込んだ瞬間、グチュっと音を立てて結合部から液が溢れ出たのを感じた。

恥ずかしい、のに。
今はそんなことを考える余裕なんてない。

「・・・零・・・ッ」

本当に、おかしくなる。
彼がナカを抉る度、自分が人間である事すら忘れてしまいそうで。

「あァっ!や、あ・・・ひゃう・・・ッ!!」

達したばかりの刺激は、完全に体の制御を失わせる。

彼を掴み、爪を立て、甘く甲高い声を上げるのは全て無意識の内。

本能のまま、動く。

「・・・ッ、ひなた・・・」

ああ、彼も達するのだな。
それを彼の声で悟っては、突き上げが強くなるのを感じた。

「零・・・っ」

名前を呼べば、互いがそこにいる事を実感するから。

何度も何度も、名前を呼び合っては。

「・・・ッ、あっ・・・!」
「い、ァあ・・・あぁああァ・・・ッ!!」

今度は二人で、奥深くへと堕ちていった。




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