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【安室夢】恋愛ミルクティー【名探偵コナン】

第13章 愛して※




「・・・ひなたさん、ゆっくり呼吸をしてください」

唇を離して、そう指示される。

意識して呼吸を整えようとするが、当てられたソレが気になって上手くできない。

いつ取り出したのかすら分からなくて。

「呼吸、止めないでくださいね」

そう言うと、透さんのソレがゆっくりと蜜口を貫いて膣内に侵入してきて。

「・・・っい、ああぁ・・・っ!!」

痛い、苦しい。

指とは比べ物にならない質量と快楽。

いつ意識を手放してもおかしくなくて。

「・・・っ、息・・・止めないで・・・っ」

透さんの苦しそうな声。

その声に不覚にもときめいて。

余裕の無さそうな透さんが艶めかしく感じた。

「・・・でき、な・・・で、す・・・っ!」

首を横に振りながら、要求は難しいことを伝える。

「っ、・・・ゆっくり、吸って・・・」

透さんの誘導にゆっくりと息を吸い込むが、すぐに肺が空気を押し出してしまう。

透さんは動かず、私の呼吸が整うまで待ってくれていて。
それに申し訳なさも感じた。

「落ち着いて・・・ゆっくり・・・」

透さんの言葉が薬のように私を落ち着かせる。
そして優しく頭を撫でてくれて。

段々と痛みも緩くなってきたように思う。

「そう・・・、上手です。そのまま・・・呼吸を続け、て・・・っ」
「ん・・・っああ!!」

止まっていた透さんが再びナカへと進み出す。

止めないように努めている呼吸は、ギリギリを保っていて。

苦しい、けれど嬉しい。

まさか透さんと一つになる日がくるとは。

「・・・あと少し、です・・・」
「・・・んんっ!・・・あっ、ん・・・!」

ゆっくりと、確実に奥へと迫ってくる。

そこにまだ強い快楽はないけれど、そこはかとない喜びはあって。

「・・・っ、入り・・・ました・・・っ」

そう言う透さんは一段と苦しそうで。

私が力を抜けば、少しは楽にできるのでは。
なんて考えるけれど、言うことを聞かない体にそうすることはできなかった。

「と・・・るさん・・・」

息も絶え絶えに名前を呼ぶ。
その中には、苦しくさせていることへの謝罪の意味も込めて。



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