第2章 過去編
大野side
産休は 約3ヶ月だったけど
双子は 僕の子だろうか
手を掛からなかった。
多分 赤ちゃんなりに
考えていたかもしれない。
そして 復帰する日になると
双子を母ちゃん達に
預けて そのまま
冠番組の収録するテレビ局へ。
嵐の楽屋のドアの前に
僕は 立っていた。
産休に入ってから
あいつらに 会ってないからだ。
緊張する…。
前と同じように 受け入れて
くれるだろうか…。
ノックすると
?「はい?」
あっ…翔くんの声だ。
入るとやはり
あいつらが いた。
翔「智くん おはよう?
どう?体の調子は?」
智「……。」