• テキストサイズ

【Fischer】君に恋、してみた。

第1章 prologue


「あれ、…お前、愛奈だろ?」



学校からの帰り道、一人で歩いている時であった。

ふりかえり、声の主を探す。



「…え、シルク!?」


懐かしい顔がそこにはあった。

何年ぶりであろうか、小学校ぶりだ。



シ「おう、覚えてくれてたみてえだな!」

貴「そっちこそ!」

大きく成長した彼は、今も変わらず元気にしてそうだ。

自転車に乗ったシルクはこっちに来てくれる。


貴「今学校からの帰り?」

シ「いや、これから遊びに行こうと思ってよ。なんなら愛奈も行くか?」

貴「え、今から?まぁ今日は塾もないし…。」

シ「そっか!なら行こうぜ!」

貴「どこで遊ぶの?」

シ「川だ!!中学校の友達とさ、遊ぼうと思ってよ」

貴「…じゃあ私行かない方がよくない?知らない人ばっかじゃん」


変な空気になって居にくい状態になるのも嫌だし。

シ「大丈夫だろ!あいつらも喜ぶって!!」


そんなこんなでついていった私。

あの事がきっかけで、私の人生は大きく変化していったのである。
/ 10ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp