第7章 リヴァイ★聖夜の誓い
神など信じてはいないが、この広い世界の中でこんなにも大切な存在に出会えたことに、今は感謝をしたい。
聖夜の夜にリヴァイも誓う
「真珠、じぃさんになるまで宜しくな。」
2人はじゃれるようにキスをすると、お互いの気持ちを確認し合った。
そして再び目を合わせると
「愛してる、真珠…」
愛しそうにもう一度頬にキスをする。
日付が変わる数分前……
──ピーンポーン──
2人のいい雰囲気に水をさすような音が部屋に響いた。
外から何やら声がする。
「おーい!リヴァイ!いるんだろ?私だ、エルヴィンだ。私もお前たち2人と祝いたくて新羅のところをぬけてきた。入れてくれー…」
……ったく、あの野郎はどこまで俺のケツを追っかける気なんだ。面倒くせぇヤツだな。
でもまぁ、ちょうどいい。このケーキはエルヴィンに食わせよう。
ドンドン!
「おーい!リヴァーイ!」
しつこいやつだな。
「おい!うるせぇな、今は取り込み中だ!日付が変わるまでそこで待ってろ!」
そう言うと、リヴァイはお構いなしに日付が変わるまでの残り数分、愛しい真珠と心ゆくまで触れ合った。
深い絆で結ばれた二人の生活はまだ始まったばかり…
♪Happy Merry Christmas♪
──fin──
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