• テキストサイズ

極甘*赤司*高尾*黄瀬 【黒バス】 【短編集】

第14章 僕のもの@赤司@


「和成君…。」


試合終了

私達は



負けた


「…やっぱ、負けるってつらいんだねー!」

私の頭をわしゃわしゃと掻き、
笑顔で言う和成君


「和成君、無理しなくても…。」


そんな姿が心配になって、彼にそう言った

彼は、一瞬顔を歪ませたかと思うと
いつもの笑顔で



「……ユウちゃんの方が、無理してるんじゃない?

………好きなんでしょ?」

と言った

「…ありがとう、和成君。」


余計な事は何も言わずに
振りかえって走った





「あーあ…行っちゃった。
好きだったよ、ユウちゃん。」
/ 261ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp