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極甘*赤司*高尾*黄瀬 【黒バス】 【短編集】

第35章 独占欲@赤司@


***

結局、最初にマキシを見たあの店に戻ってきた

私は出来れば戻りたくなかったが、あれが一番良かったのだから仕方がない


「あっお客様!
戻ってきて頂いたんですね!」

と言う店員さん、ガッツリ覚えられている


「は、はい…
ハハハ、ハハ、ハ……。」


ひきつる笑顔で対応した

もうひとつ別の服も買い、ポイントカードが発行されたが
これを使う日は恐らく来ないだろう←

さらに追い打ち

「久しぶりに青春を思い出したわ~^^
いいもの見せてくれてありがとう。」

と言う店員さん、ポイントを3つ分おまけされてしまった



「良かったじゃないか。3つは大きいよ。」

と帰り道楽しそうに言う征十郎

絶対わざとだ


「もう行けないよ、恥ずか死ぬ…。」

そう言ったところで私は思い出した

「征十郎!
征十郎のしたいことは?!」

怒りですっかり忘れてた!
ヤバ!


「僕かい?
じゃあ、いつもデートはその服で来てほしいな。」


私の焦りは無用だった


じゃあ、って…
今考えたの!?

しかも、それって普通嫌なんじゃ…?

「え、何で?」

素直に尋ねることにした
そしたら

「それは……
僕以外に、ユウを見られてると思うと嫌でね。

スカートの下を見られるのは、僕だけでいい。」


「ぶふっ
何言ってんの!?」

「ユウを独り占めしたいんだ。」

「//////」
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