第34章 夢じゃない@黄瀬@
記念日でも何でもないんだけどね
ま、記念日になった……ってとこかな?
なんて、1人でニヤケながらケータイを取り出し
文を打っていく
「今日は、もう、先に食べちゃうね…っと。
……ご飯、温め直そ。」
電子レンジを用意したとき、家のドアが開く音がした
!!
帰って来た!?
「ただいまっス~~!!ユウっち~!
もう、疲れたっスよ~~!」
帰ってくるなり飛びつかれた
「またモデルの女の子がしつこいし、追っかけ?
みたいな人がわんさかいるし
いい加減にしてほしいっス!
~~もう最近たまってるっスよ…。
ね、ユウっちしてもい…」
「ダメ。」
「何で!?」ガビーン