第3章 海@赤司@
「征ちゃん、助けてくれてありがとう。」
2人が去った後、海の家を出て言った
「すまない、ユウ。
僕が置いて行かなかったらこんな事にはならなかった。」
ありがとう
に
すまない
で返されたので少し戸惑った
「征ちゃんのせいじゃないよ!
私ももっとすっごい低抗できたかもしれないのに!」
「…すっごい低抗?」
「うん!噛みつくとか、渾身のブス顔とか!」
大真面目に答えたのに、征ちゃんは笑ってた
でも、目的は果たせたし、いっかな
なかなか見られない征ちゃんの笑顔に向かって
大好きと言った