第26章 チョコ@黄瀬@
恒例のきーやんイジリをして
一日を過ごした
女バスの練習を終え
校門を出るところで
今日散々聞いた声がした
「秋山っち!
待って!」
振り向かずに立ち止まる
今までこういう事はよくあって
たまたま一緒の時間になると、きーやんが送ってくれる
足音が隣に来た
「一緒に帰ろ。」
モデルスマイル
これに世の女子は落とされるのか…
「ん。
おっけー。」
わざわざ言わなくてもいい気はするけど
なんか習慣になってるんだよね
帰りは大抵部活の話
私以外のメンバーにもいじられているらしい
そんな話に笑いあっていると
家に着いた