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はちみつレモン【HQ】

第3章 いつでも君のそばに《影山飛雄》




「だいたい…呼び方変える必要どこにあんだよ…
今まで通りじゃダメなのか…?

昔みたいに…もっと俺の近くに居ろよ…」



影山の言葉に涙が溢れる…
涙と一緒に閉じ込めていた想いも溢れてくる


『私…影山のそばに居てもいいの?』

「俺は知花がそばに居ないと落ち着かねえ…
つうか…影山って言うなっつってんだろ」


うん…ごめん…

小さく頷いて飛雄に抱きつく…



『…飛雄…す…き…』


ギュッと背中に手を回せば
飛雄も優しく包んでくれる


「俺が…俺らしくいられるのは知花が居るから

正直…それが好きって事なのかはまだわかんねえ
だけど俺のそばにいろって言うのはダメか?」


ううん…
飛雄の胸の中でフルフルと頭を振る



『あっ先輩には…渡してないから…ちゃんと断った』

顔を上げて飛雄を見つめる


「…おぅ…俺には?ねえのかよ?」

『…えっと…ごめん……』

飛雄が急に来たりするから…
だから今日はこれで我慢して?

そっと飛雄の頬にキスをした





fin.


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