第79章 アフターケア※

赤「その事を俺に伝えるのに
色々考えただろう…大丈夫だ
アフターピルも手配している」


秀一さんは私の事を
叱ったりしなくて


唇にキスをして
優しく沢山の愛をくれた


赤「本当はお仕置きだと言って
俺のを中に出してやりたいがな」


『秀一さんの…中に出してほしい…』


ぽつりと溢してしまった言葉に
秀一さんは目を丸くした


赤「全く、いけないお姫様だ」


ふっと一瞬笑った後
真剣な眼差しで私の目を見つめた


赤「全て片付くまで
もう少し、待っていてくれるか？」


私は未来を想像した


先程までの暗い気持ちや不安が
すっと晴れて笑顔を溢した


『はいっ』


再び唇を重ねてお互い微笑んだ


赤「いつもそうして
笑っていてくれ
葵は笑っている方が可愛い」


秀一さんは終始私を甘やかしてくれて
風呂を出た時は心も体も
スッキリしていた


その後すぐにジョディさんが
アフターピルを持ってきてくれて
一から秀一さんが説明して
それを服用した












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日本警察とFBIとの
組織壊滅作戦は
ほぼ成功と言える結果だった


先にボスを捕らえ
頭を抑えられた組織は
次々と逮捕されていったらしい


取り逃したジンは
降谷さんのチームが追っていて
まだ捕まっていないとの事


暫くはバタバタするだろうと
秀一さんに言われた


私はなるべく秀一さんの側で
出来る限りの事をしていた


家事全般は今の私の
一番の仕事。


一段と忙しくなった秀一さんを
全力で支えて
栄養バランスを考えた食事を
毎日の様に考えていたある日


激しい腹痛と共に
視界が真っ暗になり
その場にしゃがみ込んだ


この痛み…私は経験がある


そう、幼児化を繰り返していた私とは
無縁だった、月経だ。





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