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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第73章 視力回復※




赤「もう危険な事に
首を突っ込ませないからな」


『分かってますよ、ごめんなさい』


口ではそう言いつつも
内心、どうにかして組織の情報を
知ろうとしてる私がいた


秀一さんに嘘を付いている様な
複雑な気持ちだった


そんな気持ちを悟られない様に
私は秀一さんの胸板に顔を埋めた














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あれから数日後
漸く生活に不自由が無い程度に
視力は回復した


今日の秀一さんは
朝から一緒に買い物に行ったり
していたので昴さんのままだった


沖「葵さん、視力が回復して
本当に良かったです」


『ご迷惑をお掛けしました』


沖「いえいえ、
一時はどうなるかと思いましたが。
こうして貴女が無事でいてくれれば
それで良い」


にこりと微笑まれて
つられて微笑んだ


時刻はお昼過ぎ
リビングでコーヒーを楽しみながら
私は本を読んでいた


そんな時、家のチャイムが鳴る


昴さんが玄関まで行き
リビングに戻ってくると
後ろから小さな少年が顔を覗かせた


コ「葵さん、こんにちは」


『コナンくん!久しぶりだね』


私が会いたかったコナンくんが
遊びに来たみたいだ


コ「昴さんから色々聞いたけど
もう体、大丈夫なの?」


コナンくんは私の隣に座って
こちらを見上げてくる


『大丈夫だよ、心配かけてごめんね』


沖「ボウヤ、
飲み物はコーヒーでいいか?」


コナンくんは「うん」と返事をし
昴さんはキッチンへ行った


よし、チャンスだ


『コナンくん…』


私はコナンくんの耳元に
唇を寄せてコソコソと内緒話を始めた


情報屋Xの事、
その事を知っている安室さんに
話を聞きたい事、
秀一さんには秘密って言う事


コナンくんは秀一さんに
怒られるよ、と一度言ったが
情報屋Xの事が気になるみたいで。


交渉は成立した。




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