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未完成なワルツ

第1章 ◎プロローグ




'あれ、じゃん!おはよ'


何ヵ月ぶりに会ったんだろう。
そう思うほど雅紀と中学を卒業してから、
全くと言っていいほど会ってない。



'あっれ?なんか痩せた?だめだよ~!'



なんて言ってる雅紀だけど、
あなたのほうが痩せた気がする。




'っつーか、CD買ってくれてんの~?'







なんて彼が初めて遠い存在になった、

彼のデビューが決まった高2の秋だった。






隣の家の'まーくん'は、


アイドルになってしまった。
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