• テキストサイズ

未完成なワルツ

第18章 ◎噂にはご用心




【相葉雅紀はチャラ男?】

【一般人女性はキャバ譲?】

【相葉くん、狼に?】



スマホと朝からずっと見つめあってて、
目もだいぶ疲れてきたというのに、
その画面をカーソルする手は止まらない。


なんでこんなこと……。
誰も真実を聞いてないのに、
こんなことばかり書いて何が楽しいの?


雅紀は大丈夫っていったけど、
大丈夫なはずがない。








「、お前聞いてんのか?」

「…………あ……え?あ、た、立花くん!」



前に座ってる立花くんは'はぁ'と
ため息をついて私のことを見てくる。



「完全に聞いてなかったのな」

「ご、ごめん」

「なに、なんか見てんの?」

「え、あ、うん。ちょっと……ね」





立花くんに誘われて、お昼は一緒に
社内食堂でランチをしていた。


立花くんとはあのお酒以来かな……
こうやってちゃんと話すのは



/ 137ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp