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未完成なワルツ

第17章 ◎お騒がせボーイ-雅紀-side




「怒られなかった、の?」

「え?」


特製オムライスを戴いてる途中に、
がそう聞いてきた。



「ヒャハハ!お米!お米ついてるよ!」

「え?!え、どこ!ここ?ここ?ねぇ」



口元をたくさん触ってる
あーあ、全然違うよ。


ゆっくりの綺麗な顔に近づいて、




「んっ……えっ///」

「ん~?取れたよ?」




キスしながら取ったから、
の顔はタコみたいに真っ赤






「は気にしないでいいからね?
俺はね、がいないとダメだから
ウサギみたいに死んじゃうからね?」



「…………わ、かった」



「ん、いい子!」






ほんとだよ?
君が傍にいればもう何もいらないよ。
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