第17章 ◎お騒がせボーイ-雅紀-side
「あはは、なにそれ!」
「笑わないでよ~!準備万端だと思って…」
「それで?襲おうと思ったの?変態」
冷蔵庫の中をガサガサしながら、
俺にそういうはやっぱり、
やっぱりやっぱりやっぱり、
「変態だよ。のこと、
そういう目で見てるもん、ずーっと」
ギュッと抱きしめてより思う。
やっぱり好きだって……
「雅紀、なにが食べたい?」
「、とか言っちゃう?」
「………………もう梅干しだけね」
「うそうそうっそ!ごめんなさい!」
なんて顔を見合わせて笑う時間が、
どうしても心地よくて安心できて、
やっぱり僕には君しかいなかったんだ。