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未完成なワルツ

第16章 ◎それはやっぱり-雅紀-side





「はぁ……はぁ、!」




後ろからまだ歩いてる彼女を、

まだ泣いているトボトボ歩く彼女を、


必死で俺は追いかけていた。








「!ったら、ねぇ!」




「え、わっ……び、びっくりし…んっ」






彼女の腕を思いっきり引き寄せて、
今までで一番優しい優しいキスをした。









「ちょっ、雅紀……」

「だめ……離れないで」

「え、ちょっと……ちょっと……んんっ」







もう離したくないんだ。










カシャカシャっ











何があっても
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