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アイシールド21

第2章 動き出した時間


空港から沢山セナと話をした
今までお互いあった事とか…今までずっと止まってた時間が
ゆっくりだけど確実に動き出した


「姉ちゃんそう言えば一人暮らしするんだよね?僕、一緒に住めるんだと思ってたからショック大きいよ…」

そう言って少し悲しそうな顔をした弟に

『借りた家も近いし!いつでも遊びにおいで??あ!なんなら泊まりにおいで?!お母さんや、お父さんと喧嘩した時とか!!…って…セナ…お母さん達と喧嘩とか…なさそうだね(笑)でも!1週間は家に居るから!沢山お話ししようね!』


「そんな事ないよ!まあ…あんまりないと思うけど…でも!遊びに行くよ!1週間かー短いよ(苦笑)うん!そうだね!僕も沢山話したいことあるんだ!」

そう笑顔で答えた弟がとても可愛くて
つい、抱きついてしまった

『あーっ!セナ可愛い!!!』

「ちょっと///////姉ちゃん!恥ずかしいよ///////」

『…あ!所でセナ?高校生だよね?どこに通ってるの?』

「泥門高校だよ!部活にも入ったんだ!アメフト部の主務(姉ちゃんに嘘つくのは辛いけど…一応…主務やってるし……)なんだけどね(苦笑)」



『泥門高校かー…って!セナアメフト部に入ってるの?!』

「う、うん!でも主務だし!だ、大丈夫だよ!」

『セナ足速いし…主務より…RBとか向いてそうなのに!でも!主務も凄いよ!頑張ってね!って!話してたらもうこんな時間!お母さんとお父さんが心配しちゃう!早く帰ろ?セナ!』


RBが向いてそうなのに!そう言った時、一瞬驚いた顔をした弟を見て
少し疑問に思いながら
足早に帰宅した。
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