第1章 Toy Joy【R18】
「シャワーも浴びずにセックスしたのなんて…初めて。」
仰向けで転がり、呼吸を荒げたまま呟く私。
その隣ではバーナビーも同じような状態で「僕もです」なんて言ってる。
五つ星ホテルのプレジデントスイートなんだ。
居心地は完璧……勿論、エアコンディションだって。
でもそれすらも追い付かない程に、私とバーナビーは汗だくになってた。
「自分がベタベタして気持ち悪い。
シャワー……浴びて来るわ。」
そう言って起き上がろうとした私の手首をやんわりと掴んだバーナビーが
「それなら……
いいアイデアがありますよ。」
なんて柔らかく微笑む。
その艶やかな笑顔は、再び私を潤す程にセクシーだった。