第2章 愛はどこに【R18】
女は優しく抱くもんだ
ずっとそう思ってた。
だけど目の前の知佳さんは違う。
今は……
俺の前で跪ずいて……
涙を流してえづきながら、俺のイチモツを咥えている。
俺は知佳さんの頭を押える様に長い髪を掴み、強く腰を打ち付けている。
イマラチオ、イラマチオ?
なんかよくわかんねーけど、
フェラチオとは、ちょっと違うらしい……
だけど、出動した日の夜なんかさ、アドレナリンが出まくってんだろうな……
おまけに隣でケンタが寝てる時は、やっぱあんま声や音なんて出せねーから……
口を思いっきり塞ぐやつがいいんだ。
気持ち悪いワケじゃねー、もともとSっ気もない。
だけど……
なんだろう……
男としての征服欲なんだろうか……
それとも知佳さんの魅力なんだろうか……
彼女の言うことに、逆らえなくなってきている自分がいるのは
確かだ……
知佳さんは、酷くされることを望むんだけど、道具なんかは使いたがらねー。
人間の身体で出来る範囲が言いそうだ……
理由?
もちろん、聞いた。
死にかけたからだって。
ケンタがいるから死ねないって。
だけど、止めることも出来ない……
それが辛いってさ……