第1章 開戦の時
ある王国に、一人の少女が生まれた。
しかし、生まれた次の日少女は捨てられ
日本へと送られた。
―5年後
ザッザ・・・。
サァー
主:ここは・・・。
あたり一面、桜の木や菊の花がある・・・
おおきな花畑だ。
ピピピッ・・・。チュンチュン
?:♪~♪~
(誰かしら?)
?:?君、どうしたの?
主:は、はい!?
?:ははは、怖がらないで。俺は竹中半兵衛だよ。
君は?
主:私・・・。名前、ない・・・・・。
半:そぉなの?じゃぁ、俺がつけてあげる。
だから、君のこといろいろ教えて!
主:はい。
私はやさしく笑った。
そして、彼と仲良くなった。
半:じゃぁ、君は何の花が好き?
主:桜と・・菊・・・。でしょうか?どちらかといえば、
菊ですね。
半:へぇー。じゃぁ他のことも教えてよ!
たとえば、得意なこととか。
私は彼の質問にいろいろと答えた。
そして、名前を付けられた。
半;:じゃぁ、君の名前は菊一蘭乃霊だ!
主(これからは蘭と表します):菊一・・・・蘭乃霊・・。
半兵衛さん、ありがとう・・・・・。
半:あ、そろそろいかなきゃ。あと、半兵衛でいいよ。
主:うん、ありがと半兵衛。
見えなくなるまで、半兵衛の背中を見ていた。
私はまた歩き出した。