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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


あたしが巨乳の美女とかだったら、もしかしてあたしのことちょっと好きなのかな?とか思えるけど、これじゃぁねぇ…

小さすぎてあるのかないのか分からない胸を見てため息が出た




そして…ちょっとくらい女の人として見てほしいという願望があたしを検索魔にする。

スマホを開いて青峰君に見られてないことを確認して検索エンジンに“巨乳 食べ物”と入れた


鶏肉、キャベツ、豆乳、チーズ…

ふむふむ
このページはブックマークして、帰国したらとりあえず買い物に行こう

これを毎食食べ続ければ………

あたしもさつきとか美緒みたいなすっごい巨乳になれるかも!

巨乳になった自分の妄想を脳内で繰り広げてページをスクロールしていると、ものすごく近くで青峰くんに話しかけられた

「夕飯何食いてぇ?」


スマホに夢中になっていたせいで、青峰くんが近くに来たことに全く気づかなかった

「あっ!!えっ…とりっ……鶏肉!!」

大慌てでスマホの画面を暗くして、さっきみた食材から1番好きな物をとっさに答えた


「は?そんなに鶏肉食いたいならそうするか」


あたしが大気な声で答えたからなのか、びっくりしたような顔をしたけど、少し笑って大きな手で頭を撫でてくれた


巨乳になったからって好きになってもらえる訳じゃないことは分かってるけど、やっぱり少しでも好みには近づきたい。
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