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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


side火神

ホテルに戻ってみさきを一人で部屋に帰すのが心配で俺の部屋に戻ってきたら自分から泊まるって言い出してくれて逆に安心した。



一緒に旅行とかもしてるしもう泊り慣れてて理性との戦いも割と少ねぇから俺が理性と戦ってこいつの安全が保障されるならそれでいい。





なんてかっこつけたけど……









さすがに気にはなった



みさきはガキの頃から静かに寝るし、寝顔がすげぇ可愛いから頬とかつつきたくなっちまう

つついたときにくすぐったそうにしたり笑ったりすんのが結構可愛くて、たまにやっちまうけど今日は我慢するか…





なんか青峰にバレそうなんだよな…
あいつすげぇ勘が冴えまくっててマジで怖えーから下手なことして知られてケンカになりたくねぇ(笑)




安心したように寝るみさきを見て俺もベッドに入った。











けど疲れてんのに寝れねぇ…


みさきの事も気になるけど、明日の撮影が不安でしょうがねぇ。


セキュリティにもみさきを見ろっていうつもりではいるけどみさきは色々動き回るし撮影の時は俺もみさきは見てられねぇ。

頼むから…おかしなことは起きないでくれ…








次々と浮かぶ最悪のシナリオを何度も振り払って何とか眠りについたのは既に日付が変わった後だった。






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