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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


一人で帰れるっていうあたしに絶対ダメだっていう大我はいつ買ったのか知らないけどNY行のチケットを持っててセキュリティも一緒に乗ってる


なんでこれほど過保護なのか…


けどもう撮影は終わったしジェシカにも捕まらなかったから大我もピリピリ怒ってるって感じはしない。



取り敢えず仕事は無事に終わったし青峰君に連絡しよ


(今からNYに戻るね)


天候次第で撮影が長引くかもしれないって言ってあったから最短の予定で帰れるってことも伝えたくてメッセージを送った

こんなに会うのが楽しみなのはあたしだけだって分かってるけど本当に早く会いたかった






(迎えに行けねぇから空港からホテルまで気をつけろよ)

(大我が送ってくれるから大丈夫だよ)

(そうか。また連絡する)


日本と違ってマイアミとクリーブランドに時差はないけどすぐに連絡を返してくれたことが嬉しくてつい頬が緩んでしまうのは隠せない



きっと青峰君を好きになっていなければマイアミのビーチで少しゆっくりしていたと思う


マイアミは観光都市なだけあって年中夜景がきれいだし海もすごく綺麗だから来てみたいと思っていた場所でもあった。


人がすごく多いけどビーチは解放されてるしそれぞれに休暇を楽しんでるから誰も他人なんて気にしていないし雰囲気が明るくて楽しそうだから見てるだけでも楽しい。


日焼けはちょっと怖いけどビーチのリゾートに行った時だけは日焼けは気にせずに思いっきり遊びたい。



またいつか来れたら今度はバカンスしたいななんて思いながら綺麗なライトで色付いたマイアミを見下ろして、それでも早くNYに戻りたいって気持ちは変わることがなかった


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