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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


努力してるかな?

でも体系のコンプレックスを少しでも何とかしたくて自分としては頑張ってたからそう言われて嬉しかった

だけどそれと同時に巨乳が大好きな青峰君にちょっと嫌味を言いたくなったあたしはきっと性格が悪い(笑)


もう雑誌を見たことはバレてるし



「巨乳じゃないので」



「やっぱ俺のとこ読んだんじゃねぇか。認めろよ」



意地悪で言ったことにまさかこんな余裕で返されると思ってなかった…

ニヤリと意地悪そうに笑った青峰君は一気にあたしと距離を詰めて腰を捕まえたと思ったらグッと引き寄せられた


捕まった


改めて言われると恥ずかしい
仕返しのつもりが完全に墓穴掘った。



「そっ…そろそろお部屋片づけますか?」

「それはホテルの清掃係の仕事だろ?話逸らすな」



さっきよりも近い距離とぴったりくっつく上半身、覗き込まれた顔


全てが熱を持って心臓がものすごい速さで動いて一気に頭に血が上る



「…言わなきゃダメなの?」

「言わなきゃ離さねぇぞ」


今一瞬だけ


離されなくてもいいなんて思ってしまったのは、気のせい…だよね?


こんな状況ですごく恥ずかしいのに腰に回された腕が嫌じゃないなんてきっとあたしはおかしい




「…………」

「聞こえねぇ」

「………見てません」

「このやろっ…見ただろ?じゃあなんで俺が巨乳好きって知ってんだよ?」

「…ん……見た」



ついに負けた


認めさせられた


だって、好きな人なんだもん。買ったのにあったら見ちゃう


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