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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


side青峰


俺の部屋での飯を黒須は断ると思った


考え込んでたし、顔もちょっと不安そうで無理しなくていいって出かかった時黒須が承諾した



部屋に入って緊張してるのか英語を使ったくせに夜景夜景が見えた瞬間嬉しそうに窓に張り付いて…


割れるぞって冗談で言ったのに一瞬真顔でビビってた



けど俺を見たのはその一瞬でその後もずっと夜景を見て喜んでたから俺は黒須の後姿を見てた


ヒールから伸びた細くて白い脚と引き締まった足首がすげぇ俺好みだった

変態と言われようが構わねぇ
俺は足首フェチだし黒須の足首は最高に色っぽい


ずっと見てたくなる



「橋すごい綺麗…」


確かにマンハッタンの夜景はすげぇ綺麗だけどこんな楽しいって感じんのは黒須がいてくれるからで一緒に見たくなって横に並ぶとデカい目がキラキラしてた


サービスされたシャンパンを飲む間も黒須は外を見ててそろそろ何か頼もうとしたとこで黒須がダルそうなのに気づいた


緑間の結婚式でも割と飲んでたから平気だと思ったけど空腹と疲れだろうな…

なんか先に食わせてからにすりゃよかった。


一緒にメニューを選んでから気分転換のためにベッドールームに入れた時…

黒須の脚が一瞬だけすくんだ


そうだった…
こいつは男への免疫がねぇんだ



扉を閉めて部屋が暗くなれば警戒されるかもしれねぇし怖がらせちまうかもしれなかったから扉を開けたまますぐに体の向きをベッドから逸らせて窓際に誘導した

夜景を見せるとさっきと同じように目をキラキラさせて見てるからすげぇ可愛くて腰に回した腕を離せなかった

服越しに感じる黒須の温度は空港でハグした時と変わらねぇ
一緒にいるんだって実感できた


べタベタすんのは好きじゃねぇとか言いながら黒須には触りたくてたまんねぇ



もう好きだって言っちまいたくて言葉を発した瞬間に邪魔が入った

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