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最愛 【黒子のバスケ】

第24章 ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ


side青峰

俺の目標をネロ縛りにするみさきは俺が15を背番号に選んだ意味をあんまり理解してねぇ(笑)



シーズンチャンピオンもMVPも当たってる

けどネロに飛行機は買わねぇしネロと遠征もしねぇ

ジェットはチャーターでいいし、遠征先にネロを連れて行ったら遊んじまって練習にならねぇからアクティブどころかロースターにも入れなくなっちまう




俺が一番現実にしてぇのはバスケよりもお前の事だよ


けどそのためにはバスケで結果を出さねぇといけねぇ



愛してるって気持ちはいつでも伝えるけどこれだけはまだ言わねぇ

本気でそう思ってても準備もビジョンも何もねぇ状態で言っていい言葉じゃねぇ




一生に1回


ここだって決めた時に言う



「もー…分かんない…」

「そのうち分かる」


少しふてくされたみさきを引き寄せてキスをするといつもなら外だとか恥ずかしいとか言って軽くしかさせてくれねぇのに今日は背伸びして俺の首に腕を回してぴったりくっつくようにキスを返してくれた



すげーレア…

キスの時みさきが背伸びしてんのは俺的にすげぇ好き
俺だけがしたいと思ってんじゃなくてみさきもしてぇって思ってくれてるような気がして、少し目を開けた時に見える緊張した足首がめちゃくちゃ色っぽい


…すげぇそそられる

周りに人がいようが屋外だろうが関係なくこいつが欲しくなる


細い腰を両手で掴むともっと抱き付いてきて息が苦しくなったのか少し唇を離して甘い吐息が吐き出された


「……はぁっ………教えてよ……意地悪……」


意地悪なのはお前だろ…
そんなエロい声とウルウルの目するくせにここじゃこれ以上何もできねぇ俺は生殺しじゃねぇか……


なんだよこのエロい服

胸のとこに指かけたら全部脱げそうじゃねぇかよ


あーもー…マジで無理
見てられねぇ


見てたらヤバい


とにかく少しでも落ち着きたくてみさきから顔を反らしたら小さくて柔らけぇ手が俺の両頬を挟んで無理矢理顔を戻された



「………巨乳の人見たら………ペナするからっ‼」


なー……マジやめろ…
可愛すぎて死ぬ


巨乳なんてマジでもうどうでもいい

「見てねぇよ笑」

お前以外別に見る必要なんてねぇよ
巨乳だとは言ってやれねぇけどお前よりいい女なんている訳ねぇんだからお前だけ見れりゃそれで満たされる
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