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最愛 【黒子のバスケ】

第20章 28


みさきを抱く代わりのこの行為

捕まえてる腰は相変わらず細せぇ




余裕なく漏れる吐息と昨日よりも応えてくれるキスが余計に想像を掻き立てて、キスが嫌いだったことすら忘れそうになるほど夢中になった



「青峰君も…ほしい?」

「俺はお前のもらう」


赤い顔して目をウルウルさせて、デコと鼻をくっつけたまま小さい声で聞かれるといちごの事じゃねぇような気がしてくる


俺はお前がすげぇ欲しい
けど無理させてまでしてぇって事じゃねぇ


抱きしめてキスして、照れた顔するみさきがすっげぇ可愛い



「じゃあ、青峰君はどれが好き?」

「その真ん中の色のだな」


確かにそれぞれ味は違うけどどれが一番いいってことはねぇ
真ん中のはデカいから一口で食えねぇ


そこがいい



「じゃあ、それがいい」


さっきと同じようにみさきに先端を向けて入れようとすると取り上げられた


「今度はあたしがこっちだから、だいきがこっち」

不意に呼ばれるようになった名前

相変わらずたまにだけど、たまにでも呼ばれるとすげぇグッとくる


それに名前を呼ばれるとなんでも言うこと聞いちまう



みさきがいちごを口に含んだ瞬間、さっきと同じように半分残ったいちごを唇ごと食べた



すげぇ甘い
先端の方が甘いのは知ってたけどこんな甘いんだな


つか、このいちごすげぇ綺麗なピンクだな


みさきのは小さめだけど触り心地がよくてピンクだって軽井沢の露天風呂で聞いちまったせいか、並んでるいちごのピンクがみさきの胸の先端に見えてきた。


ヤベェ…

これじゃあただの欲求不満のガキじゃねぇか


「おっきいの大好き」

そしてこのタイミングでみさきの口から出たエロすぎな言葉

みさきは別にそんなイヤらしい意味で言ってねぇけど、俺はマジでそう聞こえちまう。


みさきはイチゴはデカい方がうまいって前から言ってたから、それを言ってるなんて分かってるけど俺のが反応しちまう



「ピンク綺麗だね」

「…あぁ」


身動きが取れなくて、いちごを取れない俺に痺れを切らしたのか、自分でいちごを取って食い始めたみさきが、さらに追い打ちをかけてくるからマジで死にそうになる



完全に下心が裏目に出た……
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