• テキストサイズ

最愛 【黒子のバスケ】

第6章 take off


今日はやめておこうって日が何日も続いて結局青峰さんのページを見れないまま日本での仕事が終わってしまった。

あたしってホントびびり…

でもこれ持っていこう!
機内で読む

絶対読む‼‼‼


気合の意味は全然分からないけど一人で何度も気合を入れた


2日間日本で休みを取って8/27に出発する

だけどその前にさつきと美緒にあたしのことを話す。

楽しい話をできないことは申し訳ないけど…
二人には本当のあたしを知っていて欲しい

7時には来るって言ってたから6時過ぎたころからそわそわして落ち着かない

余計なことを考えないためにメイクをして二人が来るのを待った。




そして約束より少し早い時間…

ドアのチャイムが鳴ってモニターにはさつきと美緒


「おつかれ」

「「お疲れ」」

あの週刊誌の後に顔を合わせるのは今日が初めてだけど二人は笑っていつも通りにデパ地下のデリを買ってきてくれた



話すことはいい話題じゃないけどご飯は美味しく食べたい


デパ地下で買ったデリを食べてケーキも食べてちまちまと3人でお酒を飲んだ

「あー週末最高」

「華金幸せー‼」

「ねぇそれ死語だって大我に言われたんだけど‼‼」


金曜日はお休みの前日でそれを華金って美緒がいつも言うから大我に言ったら死語だってちょー笑われた


楽しい会話がひと段落して少し部屋が静かになって…


切り出すなら今だと思った






「あのさ…今日ね、ちょっと話したいことあるんだ」

「じゃ…ソファ行こっか」


あたしが話しやすように美緒が照明を落としてくれてさつきが紅茶をセンターテーブルに移動させてくれた


あたしが今日話したいことがあるって言ってあったから、話しやすいように気を使ってくれた。


そんな優しさだけでもう泣きそうだった



「あたしさ、ずっと彼氏いないじゃん?モテなくていないってのもあるんだけど…ちょっと事情があって…

さつきさ、あたしが真太郎と仲いいのなんでって聞いてきたじゃん?」

あの結婚式の日さつきはあたしと真太郎が知り合いなことに疑問を持った。

当然だと思う

あたしはずっとLAにいたんだってさつきたちには言ってたから

だけど今日までさつきはあたしにそれを聞かないでいてくれた
/ 1719ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp