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エルヴィン裏作品集

第22章 【合同夢】Kids under Edge



振り返ると私の上から起き上がったエルヴィンが見下ろしていた。
蔑むような、冷たい表情。
けれど額に汗で張り付く前髪と少し乱れた呼吸はそのままで、なによりその青い瞳は情欲を燃やしていた。
何かを抑え込むように、一度息を深く吸って吐き出す。衝動を散らすようなその仕草はまるで、

「エルヴィン……もしかしてヤキモチ?」

妻である私の、初めて見せるこの姿が、別の誰かのために整えられたものだと誤解しているエルヴィン。
怒りの裏にまさかそんな、子供じみた感情を抱くのだろうか。いつだって冷静で、客観的に物事を捉えられる人なのに。
それでも、張り詰めた感情をぶつけることを我慢するエルヴィンの姿は嫉妬そのものだ。

「だとしたらなんだ?意外か?」
「ねえ、違うよ。これは、あっ……!」

反論する間もなく体を仰向けに返され、両足首を掴まれて大きく開かされる。そのまま腰が浮くほどに私の体は折りたたまれた。

「や、だ……!エルヴィンやめて……!」
「ははっ、丸見えだな」
「いやぁ……っ」

羞恥しか感じられない体勢にされ、顔に血が集まる。
上から覗き込むように私の性器を見つめるエルヴィン。いつも陰毛で覆われているそこは、今日は何にも隠されていない。
恥ずかしさに視界が歪む。
エルヴィンが口を開き、赤い舌を覗かせた。
エルヴィンの分厚い舌は見せつけるように私の性器を舐め上げた。

「ひぁ、っあ!!」

膣口から割れ目をなぞるように、ジワジワと這い上がる。
無駄なものがなくなった今、素肌はダイレクトにその感触を受け止めた。

「あっ、あっ、ぃやぁっ……!!」

自分の性器を舐め回すエルヴィンと視線が合ってしまい、堪らず両手で顔を覆う。するとそれを咎めるように、エルヴィンは熱い舌でクリトリスを執拗に攻め立てた。

「ぁああっ……!や、もっ、ぁあっ」

弾くように、嬲るように。
小さく勃ち上がって、より敏感になっているそこを舐る。
容赦なく襲う刺激に太ももが痙攣する。無意識に閉じてしまう両足を、エルヴィンはいとも容易く押さえ込んで抱えたまま、あっという間に私を断崖に追い詰めた。

「だめっ、も、やぁ、あ……っ!!」

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