第4章 とりあえず信じてみることにした
部屋にさす明るい日差しで目が覚める
体をぐっと起こすと鈍い痛みがさす。
そうかあの男と契約するために体を交わらせたことを思い出す。
こうなってしまった以上少しおとなしく様子をうかがうしかないのかもしれない
そう思いとりあえずシャワーでも浴びるかと思い風呂場に近づくとガラッと開く扉
そこには裸のやつがいて
「おや 意外と早いお目覚めですね 朝から眼福で結構なことです」
といい何もまとっていない私を目線で舐めていく
バッと手で体を隠すが隠しきれるのはごくわずか
顔を赤くしてこいつと思っていると
「手は出しませんよ 今日はあなたと行くところがありますから 早く体を清めてきてください」
そういい白いもこもこの服をまとった彼はすっと横にずれる
意外とあっさりとした対応に驚きつつもさっと風呂場に逃げ込む
風呂に上がると先ほど静司が着用していたものがそこには用意されていてそれを着て部屋に戻ると着替えた彼が笑顔でドレッサーの前へと招き入れた