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ヒプマイに溺れる【短編集】

第5章 我慢なんてできません【山田二郎】


一緒にお風呂に入りサッパリしたあとベッドに入った私達はいつものように抱きしめ合う形で眠る

「二郎、ありがとう。大好きだよ」

先に眠った二郎の胸の中で呟く。
それは二郎には聞こえていないはずだけど俺もだよと言わんばかりに少しだけ私を抱き締める腕が強くなった気がする


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