第3章 私の先輩、愛してます!
ー
「あの…萌ちゃん?」
「うふふ…せんぱぁい」
ここは女子野球部の部室の中。他の部員はもう下校して、私と桃浜先輩の2人きりです。私は今、セーラー姿の先輩の体をぎゅうっと抱きしめています。
「んもー、どうしたの?萌ちゃんは甘えたがりだねえ」
先輩は苦笑いです。
私、普段から先輩とのスキンシップは濃密にやっていますので、先輩もこの位では驚かなくなりました。
でも今日はさらに先へ行きたいと思います。
私は先輩のお胸をむきゅっと掴みました。
「わ…ちょっ、もう、やめてってば」
「やめません。先輩。私、先輩ともっと遊びたいんです」
「遊ぶのはいいけど、こういうのはダメだってば」
「なんでですかあ?」
先輩のお顔が徐々に赤らんできました。可愛いですねー。もっともっと赤く染めてあげたいと思います。
「だって、伊豆先輩とはこうやって遊んでたじゃないですか」
「えっ…!」