第2章 転入生

財前「え！！ほんまに？？」

すみれ「ほんまほんま！！」

すみれ母「すみれが作ったのよー（ニコ」

玲「それほんとに食えるのか？？」

すみれ「失礼ね、お兄ちゃん！ちゃんとお父さんたちに味見してもらったもん！！」

玲「どーだか！」

すみれ「もーお兄ちゃん嫌い！」

玲「！そーゆーこと言うの良くないで、すみれ！」

すみれ「ふんっ！」

玲「こら、すみれ！」

財前「まぁまぁ玲落ち着けって」

玲「お前はすーぐ白玉ぜんざいの方にいく。」

財前「好きやもん」

玲「あーあ。それくらい言えたらええねんけど！」

財前「………！！玲！！」

玲「あ、やべ。」

財前「玲、今のは許されへんぞー！」

玲「知らん知らん！俺はなんも言っとらん！」

すみれ「ええ加減静かにせい！ご飯やで！」

２人「はい。」

すみれ父「最近……お母さまに似てきたね…すみれさん…」

すみれ母「なーに？お父さんっ」

すみれ父「いや、なんでもないよ母さん。さぁ、ご飯にしようか！」

玲「そ、そうしよう！」

財前「せ、せやね！お腹すいたわ」

ーいただきます

すみれ「みんな聞いてや！うちな、光と同じクラスやねん！」

３人「おぉー！」

すみれ「しかもな！席も隣やねん！」

３人「おぉー！！」

すみれ「なぁ光？」

財前「せやな。びっくりしたわほんまに」

すみれ「裕子もいてん！びっくりしたわ～」

すみれ母「あら、裕子ちゃんもいたの？今度遊びにおいでって言っとき～」

すみれ「わかった！」

財前「すみれ、テニス部のマネージャー。どーするん？」

すみれ「できるなら、やりたい！」

財前「よしっ。じゃあ明日おさむちゃんとこいって、そのあとに白石先輩とこやな」

すみれ「あ、そっか。くら先輩は部長なんやもんね」

財前「せや」

すみれ「？」

財前「おじさん、おばさん」

２人「？」

財前「意外と四天王寺遠征とか多いんですわ。大丈夫ですか？？」

２人「勿論（ニコ」

すみれ「そーいえば１回あっちで会ったことあったもんな！」

財前「せやね、懐かしいわ」

すみれ「中１の時やっけ？」

財前「せやせや」

すみれ母「そーいえばそんな事言ってたわね」

玲「俺聞いてないんだけど？？」

すみれ「言っとらんもん」

玲「すみれ。そーやってお兄ちゃんいじめるの良くないで」