第2章 転入生

玲「光、久しぶりやな（ニヤ」

財前「玲！元気やった？」

玲「当たり前や！光は？」

財前「元気やで」

玲「お帰り、すみれ」

すみれ「ただいま、お兄ちゃん」

財前「懐かしいなー、廣瀬家って感じするわー」

すみれ母「ご飯食べていくやろ？」

財前「ええの？」

すみれ父「光、食べていきや」

財前「おおきに。おばさんの手料理久しぶりやわ！」

玲「光！ちょっと散歩行こや」

財前「え、ええの？」

すみれ、父、母「行ってらっしゃい！」

財前「すみれは行かんの？」

すみれ「久しぶりにお兄ちゃんと会ったさかい、ゆっくりお話してき（ニコ」

財前「おう（ニヤ」

玲「じゃあ行ってくるわ。すぐ帰ってくるけん」

３人「行ってらっしゃい！

ーお散歩中

財前「そーいえば、別の方言入ってきたんとちゃう？玲」

玲「そーかもな笑笑」

財前「最初からやり直しやな！」

玲「いや、遠慮しとくわ笑」

財前「すみれなんかたまにしか使わんって言っとったわ」

玲「お、それええな。俺もそーしよ」

財前「ほんまに？」

玲「おう笑」

財前「いややなー。俺玲と話すとき関西弁やないんやで？辛いわー」

玲「まぁええやろ！」

財前「ほんで？本題に入ろや。なんで俺を散歩に誘ったん？？」

玲「やっぱり光にはお見通しなんやな」

財前「当たり前や。そんで？」

玲「すみとは、どーや？」

財前「………その事やと思ったわ」

玲「付き合い始めたんか？」

財前「んなわけ無いやろ。告ってもないんやで？」

玲「引っ越す時にあんだけ背中押してやったのに！」

財前「あれは無理やて！！まだ小さかったし」

玲「あいつ、あっちで彼氏出来たんやで」

財前「え。ほんまに？？」

玲「ほんまや。」

財前「……誰や」

玲「青学の人やなかとよ」

財前「どこの誰や？」

玲「……俺や」

財前「もーほんまにだまされるからやめてや！」

玲「自分いまめっちゃ焦ってたで！」

財前「玲が騙すからやろ」

玲「すまんて笑」

財前「もー腹減ったわ。帰ろ」

玲「せやな。帰ろ」

ーガチャ

玲「ただいまー」

財前「おじゃましまーす」

すみれ「お帰り、２人共！もー少しでご飯だよ！」

玲「よっしゃ！ナイスタイミングや！」

すみれ「光！光の好きな白玉ぜんざい、デザートに用意しといたで！」