第4章 本当の気持ち

すみれ「嘘ついてどないするん（ニコ」

財前「付き合って…くれるん？」

すみれ「うん（ニコ）でも、私でええの……？」

財前「当たり前やん（ニコ）俺はずっと昔から好きやった」

すみれ「私も、ずっと好きやったよ（ニコ」

財前「全然知らんかった」

すみれ「当たり前やん。隠すの大変やったもん（ニコ」

財前「（……可愛いとこあるやん……///」

すみれ「？？？どないしたん、光？」

財前「……なんでもあらへんわ」

すみれ「なんや気になるなぁ」

財前「玲に感謝せなあかんな」

すみれ「なんで玲なん？」

財前「玲には前々から相談しててん」

すみれ「え！玲何も言わんかった！」

財前「当たり前やろ。黙ってるって約束やったんやから」

すみれ「知ってたらこんな緊張せえへんかったんに」

財前「知らん知らん」

すみれ「そーゆーところよくあらへん。」

財前「なんや。」

すみれ「もうええわ諦める」

財前「諦め」

すみれ「帰らんくて平気なん？？」

財前「おばさんか玲が帰ってきたら帰る」

すみれ「え、私は平気やで？」

財前「………（少しでも一緒にいたいねんけど」

すみれ「え？なに？聞こえん」

財前「聞こえるように言ってへん」

すみれ「なんでや！」

玲「ただいまー」

財前「お、帰ってきた」

すみれ「おかえりー！」

玲「光……」

財前「（ﾋﾟｰｽ」

玲「おぉ、！やったな光！！」

すみれ「玲なんで教えてくれんかったん！」

玲「そんなん言ったらおもろないやん」

すみれ「なんなんそれ。だから玲は嫌いなんや」

玲「！！すみれ、そんなん言うたらアカン言うてるやろ。お兄ちゃん泣いてまう」

すみれ「勝手に泣けばええやん。玲嫌いや」

財前「そーやろな。すみれが一番好きなんは俺やし」

すみれ「光っ……！何を言って……///」

財前「本当の事やろ？」

すみれ「光も嫌いや」

財前「嘘言うなや」

すみれ「ほんまやったらどうする？」

財前「嘘やと思う」

すみれ「なら、そう思っとき。私はもー寝る」

財前「俺が寝かしてやろうか？」

すみれ「なに言っとるん、あほ」

財前「冗談や」

すみれ「おやすみ」

財前「おやすみ」

玲「俺の立場は？？」

財前「ないな」

玲「やっぱり？」

財前「あぁ。俺も帰るわ」

玲「……ありがとな、光」