第4章 本当の気持ち
玲「まぁ別に、お前がいいならいいんだけどよ。」
財前「……それってもしかして谷口…?」
玲「流石だな、光」
財前「…………」
玲「光は……」
すみれ「んー。」
2人「………」
すみれ「すぅ……」
玲「(……あっぶねぇ…」
財前「(場所ちょっと移動せぇへんか、玲」
玲「(あぁ。それが良い。俺の部屋行くか」
財前「(そうしよう」
ー玲の部屋
玲「さて。さっきの話の続きだが……」
財前「……玲の言った通り、俺は好きだよ。でもな、今言うべきではないと思うんや。」
玲「……」
財前「でも、俺。谷口以外にもすみれの事好きな人知ってる」
玲「……」
財前「部長も……きっと」
玲「そうか……だが、お前は負けないよ。誰にも」
財前「……余裕ないよ俺」
玲「…光が弱音吐いてるところ、初めて聞いた」
財前「……初めて言った」
ーその頃
…夢
財前「じゃあな、すみれ」
すみれ「待って!行かないで、光!」
財前「もう、お前は必要ないんだ…」
すみれ「え……?」
財前「じゃあな、」
すみれ「待って!光!待ってよ……!」
財前「………」
ガバッ
すみれ「!!夢か……あれ?光??」
ー光がいない……帰っちゃったのかな……。っ!もしかして……夢じゃ、無かったってこと……?
すみれ「………っ光。。(泣」
財前「?!すみれっ…!」
すみれ「光っ!(泣」
財前「どうしたん、すみれ?何があったん?!」
すみれ「さっき…光が居なくなった夢を見て……目が覚めたら、光がいなくてっ……(泣」
財前「ごめんな。玲とはなしてただけなんだよ。ごめん、すみれ。俺ここにいるから。いなくならんよ、すみれ」
すみれ「光ーー(泣」
財前「大丈夫。」
すみれ「っ……(泣」
財前「大丈夫やで、すみれ」
すみれ「……玲は…?」
財前「玲なら、友達にちょっと呼び出されて出掛けたで」
すみれ「ありがとう、光(ニコ」
財前「泣くか笑うかどっちかにしいや」
すみれ「ごめんね(ニコ」
財前「俺さ、、、」
すみれ「ん?」
財前「ずっと昔からお前の事………」
すみれ「っ…」
財前「好きだっ……///」
すみれ「………(泣」
財前「すまんすみれ」
すみれ「ううん。嬉しいの(泣)私も、光の事好きだもん(ニコ」
財前「ほ、ほんまに……??」