第3章 後悔
(先生仕事押し付けすぎだっつーの!
まだ時間あるしな~。そだ!先輩のとこいきなり行ったら驚くかな?)
「いやきっと、しばかれる。。。それでもいいや会いに行こ~」
日直と仕事を終え昼飯も食べ終えた桜坂は宮地先輩に会うため3年の階まで足を運んだ
(宮地さんいるかな~?おっ!発見!)
「みや...じさん?」(高尾もいるなんだろ?)
なんとなく声をかけることを辞めた
「告白なんて~!」
(告白?宮地さん告白されたんだ。。。)
「迷惑だろ!!」
宮地さんの声にビクッと体が反応した
(迷惑、、、じゃあ私のしてる事は?
迷惑だ。勝手にお願いして勝手に突っ走って
ずっと迷惑だったんだ。私、、最低だ。)
ついさっき上がってきた階段を駆け下り
女子トイレに駆け込む
頬を伝う涙が止まらない
溢れる涙でほとんど画面は見えないがそれでも宮地へのLINEを打つ
(ごめんなさい宮地さん。これで最後だから
我儘きいてください。)