第40章 平和な海遊び(息抜き劇場)
美弥の部屋の襖には『男子立入禁止!』
の貼り紙がしてあった。
中からは女 数人の会話。
「コレはちょっと無理です」
「そんな事ないよっ、瑠璃さんなら間違いないって!」
「でも…いきなりコレは駄目ですっ」
「この間、ちゃんと調べたんだから大丈夫」
政宗(美弥と瑠璃の会話だな)
秀吉(美弥の奴、コソコソとまた何を仕出かすつもりだ)
「美弥様、コレはなんですか?」
「コレは夏の必需品だよ〜」
家康(若い針子仲間もいるみたいですね)
三成(夏の必需品…扇子ですかね?)
家康(扇子なら駄目とか立入禁止とかないだろ。
軍の頭脳が聞いて呆れる…)
「必要不可欠と言うわけではありませんよ。
私は持ってませんでした。だから、無理無理〜」
「サイズはバッチリだと思うの。スリーサイズしっかり測ったもんっ」
「サイズの問題ではありませんよ…」
秀吉(さいず…バッチリ…すりぃ…?)
政宗(何語だ?)
首を傾げる男達。