• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第29章 慈愛の時間(R18)



瑠璃の腕をゆっくり離せば、
滑り落ちるように、ぐったりと伏臥せる。

「う…ん…さ、む…ね……かっ、た……」
息を吐きながら呟くように、何か言っている。
「き……ぃ…よぉ……ち…いぃよぅ………ね……」
(気持ちいいよ、政宗?か?)

「…ち…ぃの……と……て…」

「……ね…、もぉ…めぇ…ま……ね…まさ……」
はぁぁ〜と息を吐いて、壊れた何かみたいに、
譫言(うわごと)のように、呟き浮遊している。

「あ〜あ…つったく…」
(可愛く堕ちちまったな…)

お互い、鎮火し切らない劣情。
「瑠璃…こっち、向けっ」
チュッ と政宗が口付ければ、瑠璃は応えて口付け返して来る。

「ん〜…ぅん…」
残燭にわざと再点火するように、発火点を探して、
快悦にグズグズに溶解している瑠璃に、口付け続ける。


/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp