第27章 褒寵賞玩(R18)

「政宗…大丈夫、だから……」
瑠璃は消えそうな声で恥ずかしそうに言うと、
スルッと政宗の中芯を撫でた。
「‼︎⁉︎ ッッ」
ビクリと腰を引こうとしたのに、やんわりと握られて、引くに引けなくなる。

瑠璃の顔と、自分の中芯を捉えている手を交互に見ていると、衣擦れの音して、瑠璃が少し膝を立てて、ソロリと足を広げてくる。
「！ッツ」
白い足がゆっくりと動いて広げられる様に、眩暈がし、
瑠璃の手に握られた己が痛いほど反応する。

「………はあぁぁぁーーっ…瑠璃…」
詰めていた息を大きく吐き出した。

どうして今日は、こうも誘ってくるのか、なんて細かい事は

(もう、いいっか…)
と、放棄の結論を出して、自分を見つめ続ける瑠璃に笑いかけた。
「どうして欲しいのか、もう一度、聞かせろ」

「……まさむね……きて…」
息を吸い込むように桃色の唇が開いて、
言葉が吐き出された。