第25章 不安な夜に寄添う(R18)
「…だっ…てぇ…さむね、が…きもち…く、
する、からー…」
思いがけず、ふふふっ と恍惚に微笑んだと思うと、
瑠璃から口付けされる。
チュッ、ちゅっるっっ、ぢゅっ
「さ…ね… っと…もっ、と…」
強請られた。
「あぁ、いいぜ。俺ももっと、したい」
政宗は楽しそうに笑って言うや否や、下から腰を突き上げる。
「ん"っ、あっっ」
瑠璃自身の重みも伴って、深くまで入った政宗に、
最奥をゴツゴツと押される。
「はっ…んっ、あっ、あぁん〜。ま…む、ね…
……ち、イイ?」
膝の上で跳ね上げられながらそれでも、息に混じらせて、途切れ途切れに瑠璃が問うてくる。
「ハッ、っっ、…ん?…あぁ、
…っはっ、最高ーに、…イイぜ」
政宗の答えに、パァァっと嬉しそうに瑠璃が笑った。
情事の最中に見せることのない、普段の幼く愛らしい花のような笑顔。
それを、真っ直ぐ、政宗の蒼い瞳に向ける。
幸せそうで、心底嬉しそうな笑顔を見せられ、
政宗の心が満たされると同時に、中芯は更に誇張する。