第25章 不安な夜に寄添う(R18)
「!やっ…だっめっ」
「濡れてる。
キス 、だけで?」
「え?」
意地悪なのに、瞳だけは優しい政宗。
「お前の時代の言葉。
そうしたら、もう少し、お前に近づけるかと思ってな」
政宗の優しさ。
(〜〜っ、やだ…泣きそうになるし…)
そう思っていると、チュッッとまた口付けられ、蜜壺を探られる。
「キス しながら、何を思った?」
チュッ クチュッ、ぬるっっ
舌を入れられ絡められる。
「ぁん、ん、はっ…」
歯列をなぞられ、また舌を絡め取られる。
(キス…しながら…?何を…?)
反芻する。
赤く熟れた唇が、嫋やかに、恥ずかしそうに、口にする。
「…ね、に…乱され…たい…」
口付けに赤く熟れた唇が紡いだ言葉。
(あぁ…)
「瑠璃っ!」
感激したように名を呼んだ政宗が、滅茶苦茶に口付け、舌を絡める。